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【連載】北辰テストの勉強法 ー社会ー

17年07月23日

17北辰勉強法_社会のサムネイル

7/1に行われた「進学指導説明会」で
北辰テストの勉強法についてお話ししました。

その内容をダイジェストでお伝えします。

第4回目は【社会】の北辰勉強法です。

 

 

社会

1.傾向

まずは過去2年分の出題内容を確認しましょう。ここからある程度出題内容を予想できます。

 

※分野別傾向の分析と対策

地理的分野
「グラフ読み取り」問題が毎回出題されている。内容は貿易額、農業の生産量、工業出荷額など。グラフは丁寧に読めば確実に取れる。また、大陸名や気候の名称・特徴を答える問題も頻出雨温図や気候を生かした生活などをおさらいしておくと良い。

 

歴史的分野
古墳~昭和時代が多い。大問3では江戸までの出来事や社会の様子について。文化と資料の組み合わせを選ぶ問題がある。大問4では江戸以降の日本の変化や外交など。特に大問3は中学2年生までの内容のため、復習する必要がある。平安~室町の人々の暮らしや社会の様子、武士と貴族の関係など苦手な人も多い。ぜひノートまとめをしよう。

 

公民的分野
10月以降の出題。そこまでひねった問題はなく、取り組みやすいものが多い。日本国憲法(天皇、国民の義務、基本原理…)や人権、立法・司法・行政の関係などを整理しておくと良い。

 


 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み

公民分野を得点源にする…地理・歴史に比べ覚える内容が少ない=授業内での理解を目指し、苦手にしない

 

1つ1つバラバラに覚えるのではなく、関連のあるものはまとめて覚える

例(地理)-お茶の生産…日本:静岡県(牧ノ原台地)・鹿児島県(シラス台地) 世界:スリランカ

例(歴史)-戦争をまとめて覚える。

日清戦争(1894年) → 日露戦争(1904年) → 第一次世界大戦(1914年) ・・・10年ごと

日中戦争(1937年) → 第二次世界大戦(1939年) → 太平洋戦争(1941年)・・・2年ごと

 

年号と出来事を一緒に覚える…年表問題・古い出来事順に並べる問題などの増加

 

間違った問題の解き直…間違った問題を放置せず解き直すことで類似問題にも対応できる

 

ノートまとめ…時間のある時にまとめておくと理解しやすい(定期試験・北辰・入試にも対応できる)

 

◎志英館では、北辰テストの対策授業を行っています。過去問などを使った演習特訓(解説+αを含む)をし、本番で点数が取れるようにします。北辰テストは申し込むだけでは高得点は取れないので、必ず対策授業に参加しましょう。

 

 

3.高得点の秘訣

公立高校入試や北辰テストでは応用問題が多くなり、難易度が上がってきました。基礎的な人名・地名・年号を覚えないと記述問題だけでなく選択問題も解けません。また、成績が上がらない人は、あれこれ手を出す人かまったく反復練習をしない人です。社会が苦手だと思う人は、まずは夏期講習会の問題集や北辰対策授業で習った内容の反復練習を何度も何度もやって頭に覚えさせてください出来ない問題を1つ1つ減らしていくことで得点力は必ずUPします。次に、友だちや家族など周りの人と問題を出し合ってみましょう問題と答えを声に出して読むことで、記憶に残りやすくなります。自分が納得いくまでやりこみましょう。

 

 

4.問題の配点(H.28 .12) ※各回配点が異なります

大問1:世界地理…14点

大問2:日本地理…17点

大問3:歴史(中近世)…19点

大問4:歴史(近現代)…17点

大問5:公民…22点

大問6:地歴公混合問題…11点                 計100点

 

 

【連載】北辰テストの勉強法 ー英語ー

17年07月16日

17北辰勉強法_英語のサムネイル

7/1に行われた「進学指導説明会」で
北辰テストの勉強法についてお話ししました。

その内容をダイジェストでお伝えします。

第3回目は【英語】の北辰勉強法です。

 

 

英語

1.傾向

本年度入試より、県内20校で英語の「学校選択問題」が実施されました。

それに伴い、北辰テスト第5回目以降の英語の大問4の長文読解の一部に「学校選択問題」レベルの問題を導入すると予想されます。(配点は1問3点~4点で100点満点です。)

必ず出題される単元はリスニング・短い英文の完成・会話文読解・長文読解・英作文の5単元です。

 

  • リスニング問題は前半英検4級程度、後半英検3級程度の問題です。

 

  • 英文の完成、会話文と長文の読解は本文中の空欄に[名詞,動詞,形容詞,前置詞、接続詞]をあてはめる問題や指示語の内容を問う問題、そして並べ替えと本文の内容を問う問題が必ず出題されます。

 

  • 会話文、長文とも本文の内容を問う記述問題が、会話文読解で6問中3問、長文読解では7問中4問出題されます。特に長文の読解では問題の難易度が上がると予想されます。

 

  • 第4回(9月)以降必ず出題される文法は「助動詞,比較,不定詞,動名詞,接続詞, 現在完了,受動態,5文型」です。普段から文法を使って身の回りの事を書く練習をしておきましょう。

 

  • 英作文では第1回~第3回が指示に従って書くタイプの問題で、第4回~第8回は質問に対して条件に従い5文の英文で書きます

※出題テーマは「好きなもの・こと、将来の夢、ボランティア活動について、思い出について、休日の予定、行きたい(住みたい)場所(外国)、友人紹介、自己紹介」です。学校教科書の巻末資料である「Basic Dialog」のまとめ(短文)を覚えておくと良いでしょう。

 

 

2.学習の取り組み方

普段から単語は声に出して書いて覚えましょう。長文、会話文は毎日1題ずつ音読を心がけましょう。北辰テストの英語は昨年度より全体的に記述問題が増え、難易度も上がります。見直しを必ず行いケアレスミスをしないことが大切です

 

 志英館では、夏期講習会で中学校3年間で習った文法・構文の総チェックを行い、合宿ではその最終チェックとして長文・会話文読解、そして英作文を行います(長文・会話文が早く正確に読めないと北辰テストも入試問題も得点力が上がりません)。毎回、英単語を書かせる問題が英文の完成・会話文と長文の読解の中で4問出題されます。特に名詞が多く、「季節、月、曜日」は必ず出題されます。よって、夏期講習会と勉強合宿では毎年、英単語600語以上を覚え、9月以降の北辰テストで高得点をとるようにします。

 


3.解答のアドバイス

会話文と長文の読解で全体の50%を占めます。必ず毎日1題ずつ音読を心がけてください。問題を解く上では設問の前後関係の文が解答を導き出すヒントになっていますが、段落ごとに内容をまとめることで、本文の内容が理解でき、ケアレスミスを防ぎ、満点答案を作れます。特に、長文読解では代名詞(He,She,It,They, them)などは誰が、または何をさしているかを考えて読むようにしましょう。文を読む上で最も大切なことは登場人物,場所,時,話題などのイマジネーションを鍛えることなので普段から心がけて、長文・会話文を速く、正確に読み(速読読解)、内容を理解する訓練をくり返し実践してください。

 

 

4.高得点の秘訣

高得点を取る秘訣は、全教科に共通することですが、5年分の過去問題を満点を取るまで何回も解くこと。そして[わかる・できる] 問題を必ず見直すことです。特に英語では会話文と長文を読む前に必ず設問に目を通すことです。特に最後の問5~問7の「次の文が本文の内容に合っているか、またどこに入るか、そして会話の内容に関する質問等」内容を問う設問をチェックした上で、段落ごとに本文を読んでいくと理解しやすくなります。問題を解く順番も前から順ではなく得意な単元から解いていきましょう。

 

必ず過去問題を解き、50分の時間配分をチェックしましょう。日頃から長文や会話文を読む(速読読解)訓練をすれば40分以内に全問題を解き終えることができ、残り10分間は余裕を持って見直す(チェック)時間が増えます。

 

 ◎ポイント:毎日10分間、英文を音読すること。

そして10分間リスニングを聞くことを必ず実施して下さい。

 

 

 

【連載】北辰テストの勉強法 ー数学ー

17年07月09日

17北辰勉強法 – 数学のサムネイル

7/1に行われた「進学指導説明会」で
北辰テストの勉強法についてお話ししました。

その内容をダイジェストでお伝えします。

第2回目は【数学】の北辰勉強法です。

 

 

数学

1.傾向
 H.28年9月の大問内容と配点とこれまでの過去の北辰9月の出題とを比較すると、H.25年から大問が7問から4問へ変更されています。H.27年とH.28年は、小問数・配点は同じになっています。

H.28年9月北辰テスト

(注)配点が3点~7点の小問で構成されています。

 

 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み
H.27年9月の出題

まずは昨年までの9月の出題をよく確認しましょう。ここからある程度どんな出題があるか予想できます。出題される内容がはっきりしている単元(計算問題・比例,反比例・平方根・多項式・一次関数・合同・平面図形・角・一次方程式の文章題等)はよく学習しておきましょう。今年も必ず狙われるところです。特に大問1の計算問題は何度も見直しをして下さい。一次方程式の文章題は教科書の例題レベルなのでしっかり取れるようにしましょう。そして一次関数は必ず大問で出ますのでしっかり抑えておいてほしいです。

志英館では、すべての分野を講習会で扱い、さらに計算問題は北辰テスト20回分を夏期合宿の宿題として出題し各校舎で何度もテストを繰り返し20回すべて満点が取れるまでトレーニングします。

北辰頻出の計算問題・文字と式・文章題・平方根・関数(比例と反比例)・一次関数・確率・資料の整理は夏期合宿で完璧にできるようにします。

作図問題はH26年9月より毎回出題されます。出題パターンが決まっているので、夏期講習会、合宿で徹底的に鍛えます。コンパスと定規は必ず持参してください。また、H.28年の9月の北辰を分析すると、中3生の内容は12点しか出題されていません。

 

 

3.H.26年9月からの変更点

変更点① 試験時間の変更 従来の試験時間 45分 → 新しい試験時間 50分(公立入試と同じ)
変更点② 証明・作図・説明する問題が毎回出題される。証明は選択式問題から記述式問題に。

 

 

4.高得点の秘訣

H.28年
9月  平均点44.0 60点だと 偏差値58.2
10月 平均点43.9 60点だと 偏差値58.9

高得点を取るためには、簡単な問題でミスをしないことです。基本問題を抑えるだけでも60点は取れます。また、数学が得意な人は難しい問題にも慣れておく必要があります。予習をして授業を聞くだけでなく間違ったところをしっかり復習すること。これが高得点の秘訣です。それと、H.28年の北辰を分析すると、中3生の内容は、9月が12点、10月は16点しか出題されていません。それもかなり基本的な問題です。得点の差がつくのは中2生の内容です。チャンスがあれば、ぜひ中2生から合宿に参加してください。