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志英館のお得な情報

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■シリーズ 北辰テスト勉強法 -社会-

18年08月25日

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -社会-

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1.傾向

■分野別傾向の分析と対策

地理的分野
「グラフ・表読み取り」問題が毎回出題されています。内容は貿易額、農業の生産量、工業出荷額など。グラフは丁寧に読めば確実に取れるようになっています。また、大陸名や時差を含めた都市の位置関係の問題も頻出です。雨温図はその地域の気候をおさらいしておくと良いでしょう。

歴史的分野
古墳(飛鳥)~昭和時代と幅広く出題されます。大問3では江戸までの出来事や社会の様子について。文化と資料の組み合わせを選ぶ問題があるので注意しましょう。大問4では江戸以降の日本の変化や外交など。特に大問3は中学2年生までの内容のため、復習する必要があります。平安~室町の人々の暮らしや社会の様子、武士と貴族の関係などは苦手な人も多いので、夏のうちにノートまとめをするのがオススメです。

公民的分野
10月以降に出題されます。ひねった問題はなく、取り組みやすいものが多いでしょう。日本国憲法(天皇、国民の義務、基本原理…)や人権、立法・司法・行政の関係(三権分立)などを整理しておくと良いでしょう。

 

 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み

① 公民分野を得点源にする
地理・歴史に比べ覚える内容が少ない=授業内での理解を目指し、苦手にしない

② 1つ1つバラバラに覚えるのではなく、関連のあるものはまとめて覚える
例(地理)-お茶の生産…日本:静岡県(牧ノ原台地)・鹿児島県(シラス台地) 世界:スリランカ
例(歴史)-大きな戦争
日清戦争(1894年)→日露戦争(1904年)→第一次世界大戦(1914年)··· 10年ごと
日中戦争(1937年)→第二次世界大戦(1939年)→太平洋戦争(1941年)·· 2年ごと

③ 年号と出来事を一緒に覚える
年表問題・古い出来事順に並べる問題などの増加(ゴロ合わせで暗記)

④ 重要語句は説明ができるようにする
出来事や制度の仕組み、目的などを理解し、書いて練習する

⑤ ノートまとめ
時間のある時にまとめておくと理解しやすい(定期試験、北辰テスト、入試にも対応できる)

 

 

3.高得点の秘訣

公立入試や北辰テストで応用問題が多くなり、難易度が上がってきました。
基礎的な人名・地名・年号を覚えないと記述問題だけでなく選択問題も解けません。
また、成績が上がらない人は、あれこれ手を出す人かまったく反復練習をしない人です。
社会が苦手だと思う人は、まずは手元にある塾のテキスト・プリント等を使い、習った内容の反復練習を何度も繰り返しましょう。
できない問題を1つ1つ減らしていくことで得点力は必ずUPします。
次に、友だちや家族など周りの人と問題を出し合ってみましょう。
問題と答えを声に出して読むことで、記憶に残りやすくなります。
自分が納得いくまでやりこみましょう。

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -理科-

18年08月24日

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -理科-

18北辰勉強法_理科のサムネイル

 

1.傾向

H.27年9月以降から、埼玉県公立高校入試に近い出題方式に変更されました。

【主な変更点】

  • 試験時間   30分 → 40分
  • 出題範囲
    その年度にすでに出題されていた分野はその後の  テストには出題されない

    同じ分野の問題が複数回出題される
    特に、重要単元・重要語句・重要テーマは出題されやすくなりました
  • 出題形式
    記号選択50% 用語記述40% 文・図・グラフなどによる記述10%

    記号選択33% 用語記述33% 文・図・グラフなどによる記述33%
  • 大問設定
    各大問ごとに各分野からの出題

    大問1が独立小問集合大(8問:各分野から2問ずつ)
    大問2~5が各分野[物理・化学・生物・地学]から1問ずつ

① 中3内容は出題はごくわずか。ほとんどが中1・中2の内容。

② 中3内容の 「化学変化とイオン」 「エネルギー」 「仕事」 「天体」 「自然と人間」 は12月までの北辰テストには出題されない。

 

 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み

受験する回の「北辰のかこもん」だけをつかって勉強してもあまり対策にはなりません。
問題をまんべんなく演習し、間違えてしまった問題の復習をしっかりして、解けるようにしておけると良いでしょう。

同じ問題集を何度もくりかえし解くことや、教科書を何度も読み返し内容を覚えることによって高得点が期待できます。
暗記科目である理科と社会はそういった反復学習が特に重要となるので、苦手意識を持っている人は特に早い段階から反復学習を始めましょう。
また、県立にも出題される記述問題の対策(理由説明・作図・グラフ)も必要となってきます。

志英館では、夏休みが終わるまでに単元別の小テストを合格するまで行い、中1~中2までの用語や実験器具の操作法などを身につけます。
そして、「北辰テストのかこもん」などを用いて北辰テストレベルの問題にも対応できるように演習トレーニングを行います。
演習で間違えた問題はそのままにせず、必ず解き直し、重要事項をノートにまとめると効果的です。

 

 

3.解答のアドバイス

生物・地学で取りこぼしをしない!
単純暗記で点が取れる生物分野・地学分野の問題の取りこぼしがないように気をつけることが大切です。暗記の作業は何度もくりかえし継続的に行うことが肝要です。

全問解ける必要はない!
難問の計算問題はあとまわしにする方が得策です。全問できる必要はないので、40分間の試験時間で自分なりに最高の結果が出せるよう、戦略を練りましょう。30分間で解答し、10分間で見直しができるよう、時間配分をくふうしましょう。

 

4.高得点の秘訣

理科で高得点をとるには、自分の力で解くことができる、やさしい問題でケアレスミスをしないことがまず重要です。
また、記述形式の問題を敬遠し、白紙で出さないことも肝に銘じておきましょう。
パーフェクトな解答でなくても、ポイントとなる表現が含まれていれば部分点がもらえます。
空欄をなくす努力をしましょう。

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -国語-

18年08月23日

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -国語-

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1.傾向

北辰テストの国語は大問5問で構成されています。
これは埼玉県公立高校入試と同じ形式です。
大問1「小説(文学的文章)の文章読解」、大問2「漢字・語句・文法」、大問3「説明文の文章読解」、大問4「古文読解」、大問5「作文」(196字以上225字以内)となっています。
配点・問題形式は公立高校入試と原則的に同じです。

 

 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み

【文学的文章と説明的文章の文章読解】
問題の形式・レベルを公立入試に合わせ、文章量がかなり多くなっています。
本文の言葉を使った記述問題が、毎年決まって4問出題されるので、問題文をしっかり読むことは高得点を導く必須条件です。
すばやく文章の内容を把握するためにも「速く」「正確」に読むことが大切になります。
「速く」「正確」に読むためには、毎日の音読と読書が必要です。

公立高校入試を意識して、「○○字以上○○字以内で書きなさい。」という記述問題も必ず出題されています。
同様の形式の問題に数多く触れておくことが重要な対策です。
単純な書き抜き問題の出題は減少傾向にあります。

【漢字・語句・文法】

漢字・語句・文法などの知識問題は、単純暗記が絶対条件です。
志英館では、夏期合宿中に知識事項の総チェックを行います。
得点するために必要なことを早い段階で暗記して、くりかえし確認することが重要です。

漢字の読み書きは漢検3級~準2級相当の問題が出題されているため、漢字検定向けの学習も北辰テスト対策となります。
中3にとっては10月の検定が最後のチャンスとなります。
漢字検定の学習も同時に行うとよいでしょう。
漢字が苦手な人は、志英館でのテストや各種過去問題などを解いて間違った問題をノートや単語カードにまとめ、何回も復習しましょう。

 

 

3.高得点の秘訣

問題を解答する順番に気をつける!
配点の高い問題から順番に何度も本番の試験を想定して練習しておきましょう。
50分で解くには時間配分に気をつけて下さい。

知識事項問題を落とさない!
漢字・語句・文法および作文の配点を合計すると38点あります。
知識問題と作文を落とさないことで40点近くの得点が見込めます。
知識問題については日々の反復練習が必要です。
また、作文は基本的なパターンが自分の中で作れれば確実に得点につながります。
テーマによって書けなくなるということがないように、過去問題などを利用していろいろなパターンの作文を解くように心がけましょう。
作文は14行以上書くことを頭において、そこも注意して練習しよう!

「文章を読む」+「時事問題に触れる」
文章読解、特に説明文の読解問題で今後狙われる内容として、ニュースで取り上げられるような時事的な内容が全国的な出題傾向です。
「環境問題」や「AI(人工知能)の問題」、「働き方改革」からの労働問題など最新のテーマの問題に向き合わなければなりません。

このような問題で「点数が取れる人」になるためには、何事に対してもアンテナを張って、時事問題を「知ろう」とする普段からの心構えが必要です。
より多くの知識を身に付けて、入試を乗り切りましょう!