タイトルは『北辰分析』としましたが
実際のところ
そんなにすごい分析はできませんので
感想と思って読んでみてください。
大問1の【小説】も
大問3の【説明文】も
大問4の【古文】も
いずれも読んでいて
とても興味をひかれる内容でした。
また、これといった難問もなかったように思えます。
素直に読んでいけば
十分に正解を導くことができたでしょう。
特に大問3の問3は
問題作成者の意図が
ひしひしと伝わってくる
お手本のような良問です。
傍線②にある『大切な三つのこと』についての設問ですが
(1)は5つあとの段落に
(3)は3つあとの段落に
そのままあります。
きちんと勉強している受験生は
「線部の前後しか見ない」
なんて失態はしないでしょうから
きっちり得点できたのではないでしょうか。
大問2の問3
「連体修飾語を抜き出す」設問は
もしかしたら正答率が低いかもしれません。
でも
設問そのものは
中学1年生の内容です。
まずは
文節分けができなければなりません。
これは文法学習における
基礎中の基礎です。
あとは
「連体修飾語」とは
どのような働きをする分の成分かを理解していれば
すぐに答えが見つかります。
連体修飾語とは
読んで字のごとく
体言に連なる修飾語ですので
体言つまり名詞が見つかればすぐにわかります。
ここでは
「夜空」と「月」が名詞ですから
(厳密には「わたし」も名詞ですが・・・)
どんな夜空なのか
どんな月なのか
その
どんなにあたる部分が連体修飾語です。
手ごたえがある人も
そうでない人も
終わったテストについてきっちりと復習しましょう。
実力アップの近道です。