2学期期末テスト、あるいは後期中間テストが終わると
各中学校で進路決定のための三者面談が行われます。
志英館では一足早く面談を終了していますが
まだまだ最終決定まで至っていいない人もいるようです。
地域がら公立志向が高く
志英館に通う生徒でも
私立単願はきわめて少ない状況になっています。
県公立高校に進学するにあたって
私学との違いをしっかり考えながら
受験校を決めていってほしいと思います。
県公立高校と私立高校の最大の違いは
そこに集まる生徒層の狭さにあります。
私立高校の場合
そこに通う生徒のトップとビリの偏差値の差は
15~25程度あります。
偏差値65と偏差値45が
同じ学校に通っていると考えてほぼ間違いないです。
県公立高校の場合
その差はせいぜい10程度です。
ざっくりな計算ですが
平均偏差値65の高校には60~70の生徒
平均偏差値55の高校には50~60の生徒がいると思ってください。
自分が偏差値60だったら
どちらの高校に通いますか?
レベルの高い学校にビリで入るか
レベルの低い学校にトップで入るか・・・
そこで考えるべきは
自分の位置ではなく
自分に影響を与えるであろう周囲の友達。
成績層が違ってくれば
当然
価値観も大きく違います。
短いけれどもきわめて重要な高校3年間を
どういう友達と過ごすか・・・
もちろん
自分にプラスとなる友達とつきあっていくべきです。
県公立高校を第一志望と考えるなら
ビリでもいいから
少しでも上の高校に進学すべきです。
価値観が違います。
夢の実現に
一歩近づきます。
入学後についていけるかどうかなんて
入学する前に考えるべきことではありません。
ビリだって
その高校の一員として選ばれた以上
必死に食らいついていけばいいんです。