公立入試直前ワンポイントアドバイス【英語編】
今回は英語編です。
英語は一部の学校で「学校選択問題」が導入されています。
今回の記事では、
どちらの問題でも共通しているポイントをまとめました。
□自分が確実に解ける問題を見極める
特に英語が苦手な人ほど、
長文をじっくり読んで、すべての問題に時間をかけて解こうとします。
しかしそれでは時間が足りません。
普段の練習で、正答率が低い問題は後回しにして、
得意な問題から解いていくことが結果として安定した点数を取る鍵となります。
□英作文はパターン通りかつシンプルに書く
いつもの英作文パターンを使って書きましょう。
それだけで読みやすさ、意見の展開のしやすさが変わります。
また英作文は、
難しい文法や単語が使えることをアピールする問題ではありません。
自分の意見を、理由を踏まえてわかりやすく、正確に説明できるかどうかを
見ています。
中学校1、2年生で学習した基本の英文法や単語でも、
ミスなく書ければ満点がとれます。
難しく考えず、減点されないシンプルな英作文を目指しましょう。
□並べ替え問題のコツ
並べかえ問題は[ ]の中だけを見てはいけません。
まずは、[ ]の前後(文頭と文末)をチェックします。
文末に「?」があれば、「疑問文」と判断することができます。
また[ ]の前に主語を表す英語があれば、
並べ替えの書き出しは動詞になる可能性があります。
このように[ ]の前後には問題を解くためのヒントがあります。
そして[ ]の中の英語を並べかえる際には、
「かたまり(熟語など)」を作りましょう。
そして文型を考えながら組み合わせれば完成です。
□英語のキホンはSV
長文は主語(S)と動詞(V)を軸に読みましょう。
一文一文をしっかりと日本語訳していく必要はありません。
例えば、「I like Japan.」という英文があれば、
「私は日本が好きです。」と丁寧に訳さなくても、
「私、好き、日本が」や「日本、好き」など大まかな意味が分かればそれでOK。
英文は「SV+α」でつくられることが多いです。
主語と動詞を把握し、大まかな意味をとらえながらどんどん読み進めていきましょう。
今回の記事のアドバイスはほんの一部です。
志英館生は普段の授業内容をもう一度復習し、
本番では自己ベストを目指しましょう。