平成24年度第5回の過去問は手元にありますか?
さっそく大問2を見てください。
問3~問5は( )内に英語を書く問題です。
これがなかなか難しいのです。
特に問5のような
本文の内容を要約した文の適語補充は
正答率がぐっと低くなります。
北辰独特の強引な設問もあって
(強引さでは数学の方がえげつないですが・・・)
問5の( う )は出題者の意図が見えません。
前後から判断すると
この( う )には
「彼女はまさにバスに乗ろうとしていた」
という表現になるような一語を補いたいのですが
wanted を正解とするには
あまりにも出題のセンスがなさすぎます。
(北辰テストを揶揄しているわけではありません)
また問4は
模範解答が Could[Can] you となっていますが
Will you でも Shall weでも問題ないですし
同様に
問5の( い )も
breakfast ではなく anything でもOKです。
適語補充であるにもかかわらず
正解が何通りもあるので
英語が得意な人にとっては逆に悩みどころとなるでしょう。
変わり種の問題はさておき
通常の適語補充問題では
語の変形にとことん気を使いましょう。
問3は
前後から「ドアが閉まる」という表現になればいい
ということまではすぐわかります。
だからと言って
close ではいけません。
ここでは過去分詞形の closed が正解です。
動詞なら
三単現のSをつけるのか、過去形にするのか
過去分詞形か、現在分詞形か、はたまた動名詞か・・・
名詞なら複数形をしっかり念頭に置いて・・・
ときどきいじわるもあって
What’s のように短縮形になることもあります。
原形が正解になることはない!
適語補充問題はそういう意識を持って臨みましょう。