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【シリーズ】公立高校入試分析 第4回「埼玉県公立入試 分析の速報」

18年07月03日

公立高校入試分析 第4回「埼玉県公立入試 分析の速報」

第4回 _埼玉県公立入試_分析の速報のサムネイル

■英語(学力検査)

●今年の入試の特徴
難度の高い長文が出題されていた大問4は4つの文を順に読み進めていく形式に変化。

●難易度(昨年との比較)
全体的に特に大きな変化はなし。

●その他、注目点
リスニング問7の問題文が英語で読まれるようになった。英作文は思考力が問われない意見作文が定番。

 

■英語(学校選択問題)

●今年の入試の特徴
2問出題された語順整序はどちらも難度高め。大問4では要約文の空所補充(2語補充)が復活した。

●難易度(昨年との比較)
昨年より、平均点が大きく低下。

●その他、注目点
英作文のテーマは「AIをもっと使うべきという意見をどう思うか」。英作文の得点が合否のカギを握るため、記述対策が重要に。

 

■数学(学力検査)

●今年の入試の特徴
大問1・2が易化し、教科書レベルの取り組みやすい問題が大半を占めた。大問3は規則性の問題。

●難易度(昨年との比較)
平均点は微減。

●その他、注目点
大問1・2の配点が72点と高いため、ミスが致命傷になる入試、図形問題偏重の傾向は収まり、数に関する問題に重点が置かれるように。

 

■数学(学校選択問題)

●今年の入試の特徴
共通問題の配点は47点から55点と増加。証明は「角の二等分線と辺の比」で、説明問題の出題はなし。

●難易度(昨年との比較)
平均点は昨年とほぼ変わらず。
しかし、難関校の受験生の中には点数がとれている生徒も多い。

●その他、注目点
2年間の難度が多く異なるため、次年度以降も関数・図形を中心に高難度の問題で対策をしておく必要あり。

 

■国語

●今年の入試の特徴
出題形式は例年通り、小説で100字、説明文で45字の記述が出題。説明文は芸術論を扱ったもので、難易度は高め。古典は「徒然草」から出題。

●難易度(昨年との比較)
特に大きな変化はなし。
古典は難しくなる年もあるので注意。

●その他、注目点
記述問題は難化傾向に。読解・言語事項とともに、語彙力を問う問題が増加。作文はグラフ・資料の読み取りが定番だが、全国の最新傾向のものに変わる可能性が考えられるため、要対策。

 

■理科

●今年の入試の特徴
定番の「家庭や考え方を書かせる」問題はなし。記述・計算問題が一気に易しくなり、典型題中心の出題に。

●難易度(昨年との比較)
全体的に平均点は微増。

●その他、注目点
昨年3問出題された「すべて選ぶ」問題は1問のみに。2年続けて大きく易化しているので、来年度は反動で難化する可能性大。難関校の記述対策強化は必須。

 

■社会

●今年の入試の特徴
記述は解答のキーワードとなる用語を書かせるなど難度は上がったが、扱っている内容は典型題に近い。

●難易度(昨年との比較)
記述の難化もあり、平均点も下がっている。

●その他、注目点
10問前後出題される用語記述は全国的にも最頻出なものが中心。グラフの読み取りは割合の計算が必要で、手間のかかるものが定番になっている。

(作成情報協力:㈱エデュケーショナルネットワーク)

 

 

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