県立入試直前ワンポイントアドバイス
今回は社会編です。
□表の読み取り問題
大問1の表の読み取り問題が苦手な人は多いです。
数字がたくさん並んでいるため、
それを見るだけでもうイヤになるという声をよく聞きます。
ただ、逆に言えば、
数字がはっきりと書いてあるので
解き方さえ知れば必ずできるようになります。
◇ポイント
〇しるしをつけること
人口や発電量などは多い順に数字を、
輸入・輸出は不等号で大小をメモするなどすれば分かりやすくなります。
〇計算は必要最小限におさえる
人口密度や割合などのキーワードがあれば計算をします。
・人口密度…人口(人)÷面積(㎢)
・割合…「くもわ」の図(割合[わ]=比べる量[く]÷もとになる量[も]など)
ただし、選択肢を見て比較されているのが2つだけだった場合は、
残りのものは計算しなくても大丈夫です。
必要なものだけを計算すれば、時間も短縮できます。
□グラフの読み取り・記述問題
記述問題は、キーワードを押さえて簡潔に書きます。
記述問題は書かなければ絶対に〇にはならず、
多少文章に違和感があっても△はもらえます。
ですからまずは書きましょう。
◇アドバイス
〇何を答えるべきなのかを確認
記述問題はただ何でもかんでも説明すればよいというわけではありません。
多くの場合、問題文が長くなっていますが、
記述すべき部分に線を引くなどしてまずは確認します。
その後で、各グラフから必要なデータを得て、答えを繋げます。
そして書き終えたら、
問題文・自分の記述をつなげて読み、見直しをしましょう。
社会は直前まで勉強を続ければ、
まだまだ得点力を上げることができる科目です。
あきらめずに、1点でも多く得点できるように
がんばりましょう。