小学生国語の授業では昨年度から、「作文指導」を取り入れています。
小学校やおうちで読書をする子どもは多いですが、
自分から進んで日記や作文、感想文などの文章を書く機会は
そこまで多くないのではないでしょうか。
突然「子どもたちに作文を書いてごらん」と言っても
・読むことができても、書くことができない
・何をどうやって書けば良いのか分からない
このように悩んでしまいます。
ですから、学校で感想文や作文の宿題が出されたときに、
手が止まってしまう子どもたちが少なくありません。
書く力は今後必要になってきます。
早い段階からしっかりと取り組むことが重要です。
■志英館の「作文指導」
まずは「書くことに慣れる」を1つ目のステップとしています。
文量は子どもたちに任せます。
作文用紙の使い方が間違っていても初めはかまいません。
内容の濃さや、表現方法なども気にしません。
子どもたちに好きなように書いてもらいます。
(テーマは楽しんで書けるようなものを提示)
初めから作文の書き方を細かく指導することで、子どもたちのやる気が下がってしまう
という事態を防ぐため、指導方法は工夫が必要です。
小学生のうちから、
「書くことは面白くない」「つまらない」と思わせてしまったら、
その後、本人も指導する側も大変になります。
初めが肝心です。
このようにして書くことに慣れ、抵抗がなくなってきてから
少しずつ作文の書き方を指導していきます。
(構成、段落、話し言葉と書き言葉のちがい、句読点の使い方など)
■作文コンクールへの挑戦
小学校の夏休みの宿題などで作文を書くことが多くあります。
志英館でも個別に作文コンクールへ応募し、書く力を試しています。
昨年度は、作文指導を受けた児童が市のコンクールで入賞することができました。
さいごに
書く力は今後、必ず必要になってきます。
高校・大学入試での作文、記述問題や、大学でのレポート課題など
文章を書く、作成する機会は増えていきます。
自然に文が書けるようにはなりません。
少しずつ、ステップアップしながら書けるようになっていきます。
ぜひ、一度志英館の授業を体験してみてはいかがでしょうか。