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北辰テストの問題を考察

13年06月18日

6/16に行われた

中3第2回北辰テストの問題について

数学担当講師の目線から

1問だけ偉そうなことを言っておきたいと思います。

著作権の問題がどうあるのかわかりませんが

学力を伸ばしたい中学生のために

問題文をここに書いちゃいます。

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大問1(9)

ガムがx個あります。これらのガムをy人の子どもに配るのに、

1人に3個ずつ配ると10個あまります。

このとき、yをxの式で表しなさい。

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「あまり」の問題は

数学のセンスがないとなかなかできません。

だから

「あまり」をなくしてしまうんですよ。

「10個あまります」

と言われていますが

配る前にガムを10個減らしておけば

あまりは存在しません。

つまり

配るガムの個数は (x-10) 個。

あとは小学生のわり算の考え方。

(x-10)個を3個ずつに分けたらy人に配ることができたのですから

(x-10)÷3=y

わり算はもちろん分数で表してください。

おそらく正答率はそれほど高くないと思われますが

それでもこの問題はけっして難問ではありません。

こういう問題で差がつくんですね。

【別解】

問題文の通りに式で表すと

x÷3=y あまり10

小学校で習ったたしかめ算の式にすると

x=3×y+10

数学らしくするとx=3y+10となって

中2の1学期中間テストの範囲「等式変形」で

あっさりとおしまい。

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