7/1に行われた「進学指導説明会」で
北辰テストの勉強法についてお話ししました。
その内容をダイジェストでお伝えします。
第2回目は【数学】の北辰勉強法です。
数学
1.傾向
H.28年9月の大問内容と配点とこれまでの過去の北辰9月の出題とを比較すると、H.25年から大問が7問から4問へ変更されています。H.27年とH.28年は、小問数・配点は同じになっています。
H.28年9月北辰テスト
(注)配点が3点~7点の小問で構成されています。
2.学習の取り組み方と志英館の取り組み
H.27年9月の出題
まずは昨年までの9月の出題をよく確認しましょう。ここからある程度どんな出題があるか予想できます。出題される内容がはっきりしている単元(計算問題・比例,反比例・平方根・多項式・一次関数・合同・平面図形・角・一次方程式の文章題等)はよく学習しておきましょう。今年も必ず狙われるところです。特に大問1の計算問題は何度も見直しをして下さい。一次方程式の文章題は教科書の例題レベルなのでしっかり取れるようにしましょう。そして一次関数は必ず大問で出ますのでしっかり抑えておいてほしいです。
志英館では、すべての分野を講習会で扱い、さらに計算問題は北辰テスト20回分を夏期合宿の宿題として出題し各校舎で何度もテストを繰り返し20回すべて満点が取れるまでトレーニングします。
北辰頻出の計算問題・文字と式・文章題・平方根・関数(比例と反比例)・一次関数・確率・資料の整理は夏期合宿で完璧にできるようにします。
作図問題はH26年9月より毎回出題されます。出題パターンが決まっているので、夏期講習会、合宿で徹底的に鍛えます。コンパスと定規は必ず持参してください。また、H.28年の9月の北辰を分析すると、中3生の内容は12点しか出題されていません。
3.H.26年9月からの変更点
変更点① 試験時間の変更 従来の試験時間 45分 → 新しい試験時間 50分(公立入試と同じ)
変更点② 証明・作図・説明する問題が毎回出題される。証明は選択式問題から記述式問題に。
4.高得点の秘訣
H.28年
9月 平均点44.0 60点だと 偏差値58.2
10月 平均点43.9 60点だと 偏差値58.9
高得点を取るためには、簡単な問題でミスをしないことです。基本問題を抑えるだけでも60点は取れます。また、数学が得意な人は難しい問題にも慣れておく必要があります。予習をして授業を聞くだけでなく間違ったところをしっかり復習すること。これが高得点の秘訣です。それと、H.28年の北辰を分析すると、中3生の内容は、9月が12点、10月は16点しか出題されていません。それもかなり基本的な問題です。得点の差がつくのは中2生の内容です。チャンスがあれば、ぜひ中2生から合宿に参加してください。