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県公立高校と私立高校の違い

13年11月21日

2学期期末テスト、あるいは後期中間テストが終わると

各中学校で進路決定のための三者面談が行われます。

志英館では一足早く面談を終了していますが

まだまだ最終決定まで至っていいない人もいるようです。

地域がら公立志向が高く

志英館に通う生徒でも

私立単願はきわめて少ない状況になっています。

県公立高校に進学するにあたって

私学との違いをしっかり考えながら

受験校を決めていってほしいと思います。

県公立高校と私立高校の最大の違いは

そこに集まる生徒層の狭さにあります。

私立高校の場合

そこに通う生徒のトップとビリの偏差値の差は

15~25程度あります。

偏差値65と偏差値45が

同じ学校に通っていると考えてほぼ間違いないです。

県公立高校の場合

その差はせいぜい10程度です。

ざっくりな計算ですが

平均偏差値65の高校には60~70の生徒

平均偏差値55の高校には50~60の生徒がいると思ってください。

自分が偏差値60だったら

どちらの高校に通いますか?

レベルの高い学校にビリで入るか

レベルの低い学校にトップで入るか・・・

そこで考えるべきは

自分の位置ではなく

自分に影響を与えるであろう周囲の友達。

成績層が違ってくれば

当然

価値観も大きく違います。

短いけれどもきわめて重要な高校3年間を

どういう友達と過ごすか・・・

もちろん

自分にプラスとなる友達とつきあっていくべきです。

県公立高校を第一志望と考えるなら

ビリでもいいから

少しでも上の高校に進学すべきです。

価値観が違います。

夢の実現に

一歩近づきます。

入学後についていけるかどうかなんて

入学する前に考えるべきことではありません。

ビリだって

その高校の一員として選ばれた以上

必死に食らいついていけばいいんです。

個別相談で確約をもらった人へ

13年11月19日

中学3年生は

この11月に多くの私立高校へと足を運んで

個別相談を行っていることと思います。

志望校から受験校へと

視点の変わる時期ですね。

確約をもらっても

そこで安心してはいけません。

脳は

「もうこれで大丈夫」と思った瞬間に

働きを停止する悪い癖があります。

以前にも話したことがありますが

今の成績で合格する高校を探すのではなく

今の頑張りを続けて実力を伸ばしていった結果として

試験当日の成績が見合う高校を選ぶことが

目標設定の理想です。

もちろん高校側としても

自分を高める意欲ある生徒に来てもらいたいわけですから

個別相談時の成績を超えるパフォーマンスを

試験当日に期待しています。

現段階ではむしろ

内申点や偏差値が

基準をわずかに下回るくらいのほうがいいかもしれません。

なんとしてもあと1ポイント上げるんだ!

そういう意気込みを持った受験生なら

単願・併願を問わず

県立・私立を問わず

入試までの貴重な数ヶ月を過ごせることでしょう。

北辰分析-理科‐

13年11月15日

11月第6回北辰テスト

それにしても

「天気」の単元の出題が

ずいぶんと続くものです。

そろそろネタ切れでは・・・?

大問2の問2は

笑っちゃうような問題でした。

「気温」「湿度」「気圧」の3つの観測結果をひとつにまとめたグラフから

最低気温を読み取る問題ですが

なんのひねりもない

それどころか

グラフを見る必要もない

なんのこっちゃな問題でした。

問題文中に「冬の連続した3日間」とあり

さらに「1月10日の最低気温」とあり

そして選択肢には

ア 4℃     イ 12℃     ウ 18℃

常識で考えても「ア」しか選べません。

大問3の問3の(2)

大問4の問3と問4

そして

大問5の問5は

計算が必要な問題でした。

配点は19点分になります。

難問ではありませんでしたが

計算問題は敬遠されがちなので

もしかしたら全県の平均点はちょっと下がるかもしれません。

ただ

大問4の問3の(2)以外は

きわめて基本的で

あっさりと解ける問題です。

先生や理科が得意な人に訊きながらやれば

苦手な人でもできるのではないかと思います。

できてほしいです。

本屋さんに行くと

計算問題だけがフィーチャーされている

薄っぺらい問題集も売ってます。

克服するなら今のうち

冬になってからでは遅いかもしれませんよ。