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北辰分析-英語-

13年12月06日

う~~~~~ん
どうしたんでしょう?

先日の数学分析でも思ったのですが
英語も北辰独特のへんてこりん問題がなくなりました。

もしかしたら
作問担当が変わったのかもしれません。

へんてこりんがなくなった代わりに
大問3と大問4の英文が長くなりました。

気づきました?

本文の行数が増えただけでなく
行間もわずかに狭くなってるんですよ。

ま、読解が難しい部分はひとつもないので
満点も多くいることと思います。

大問3の問3の並べ替えは
ちょっと難しかったかもしれません。

「絵手紙」について説明する文を完成させる問題でした。

難しかったというか
なぜこの部分を並べ替えの設問にしたのか
ちょっと理解できません。

「メッセージとイラストがついたハガキ」という表現のための“with”が
まずひとつめのポイントで
「そこに描かれた絵」という表現のための
過去分詞による後置修飾がふたつめのポイントなのですが
並べ替え問題にするには強引でした。

適語補充でよかったと思います。

並べ替え問題がもうひとつありました。

大問4の問5は
関係代名詞whoを含む並べ替えでしたが
志英館のKKクラスの生徒諸君は
前日の授業でそっくりな問題をやりましたね。

きっと正解したことでしょう。

細かいいちゃもんはほかにもありますが
総じて
文章量や設問のレベルが
きわめて標準的で
「学力水準検査」の名に恥じないテストだったと思います。

受験生諸君は
今後このような問題を多く解いていくことが必要です。

文法ごとに単元が分かれている問題集では
入試を乗り越えられません。

英語があまり得意でない人は
出題形式別に章が分けられている問題集をおすすめします。

目次を開いて
1.be動詞、一般動詞
2.助動詞
3.比較
こんな風になっているものではなく
1.適語選択
2.語順整序
3.条件英作文
こんなやつをやってみましょう。

英語がそこそこ得意な人は
東京学参から出されている「偏差値シリーズ」がおすすめです。

早稲田や慶応のような難関校でない限り
偏差値60のレベルで充分です。

残念ながら
あまり本屋さんでは見かけないので
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北辰分析-社会-

13年12月04日

北辰テストの前日
社会の出題予想を尋ねられましたが
残念ながら
社会は理科と違って
大問ごとに分野が分かれていませんので
何とも言えませんでした。

大問1はヨーロッパで,大問2はアジアで,大問3は室町時代で…
とはならないのです。

事実
今回の北辰テストでも
1ページには世界地図がドンとあって
ヨーロッパ,南北のアメリカ,オセアニア,アフリカと
ありとあらゆる地域についての出題でした。

パラッとめくって
3ページも日本地図がドンとあって
地図中にも設問の文中にも
北海道,東北,関東,中部,近畿,中国,四国,九州
すべてが登場します。

前回の分析でコチラにも書きましたが
地理の勉強は重要事項を言葉でまとめることは
絶対にしないように。

地域ごとにまとめるのも無意味です。

ありとあらゆることを
1枚の白地図に書き込んでいくのです。

いっぽう
歴史分野は
さすがに縄文時代から平成まですべてということはなく
広いながらもある程度の時代幅で出題されてきました。

第4回9月は古墳時代と戦国~江戸半ば
第5回10月は室町~幕末
第6回11月は鎌倉~室町
この時点で
まだ出題されていないのは飛鳥~平安
そして
第7回12月では
秦王朝~藤原道長までの年表となりました。

無論
入試ではこんな山のはり方はご法度なので
まるまる2000年分を頭に入れなければなりません。

あっ、そうそう
近現代史はどの回も出題されました。

日清・日露から第1次大戦そして第2次大戦まで
戦争を中心に時代が移り変わっていくかと思うと
なんだかいやな気分ですね。

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北辰分析-数学-

13年12月03日

12月の北辰テスト

どうでした?

この結果が人生の選択を左右するかと思うと

なんだかぞっとしますが

入試本番まではまだまだ時間がありますから

いくらでも実力を伸ばすことはできます。

そのためにも

終わったテストを放置して無駄にするのではなく

しっかりと肥やしにしてほしいです。

まずは数学について見直してみましょう。

何があっても落とせない大問1ですが

(8)はびっくりしちゃいますね。

有効数字の表記の問題ですよ。

実はこれ

中学1年生の範囲なのですが

おそらくほとんどの人がすっかり忘れていた単元でしょう。

難しい計算や複雑な公式が必要なわけではないですし

問題文中に

(整数部分が1けたの小数)×(10の何乗か)

わざわざご丁寧に書いてくれてますので

必死さをもって臨んだ諸君は正解に至ったと思います。

でも

この出題が落とし穴であったことは事実ですから

できた人もそうでない人も

今一度この分野を復習するチャンスを与えてもらったと考えて損はないでしょう。

大問1のその他の問題は全部できてほしいです。

大問1の(3)

立体の体積を求める問題は

標準的で典型的な良問です。

解説を見ると

ずいぶんと回りくどい解法をしているようですが

実はわりとあっさりと解くことができます。

この場で説明することは困難なので

あっさりとした解法を知りたい人は聞きに来てください。

つづく(4)も

通好みのおいしい問題です。

手元に資料がないので明確なことは言えませんが

これとそっくりな問題が

たぶん7,8年前の埼玉県立高校入試で出題されています。

解説を見ておわかりの通り

ただ長方形の面積を出せばそれでおしまいという

「何だよ,それ~~~」な問題です。

これこそ類題を多く解くべきですね。

受験生のバイブル

旺文社の「全国高校入試問題正解」を持っている人は

活用するチャンスです。

類題を探しましょう。

大問4は

かなり埼玉県公立入試を意識した問題ではないでしょうか。

紙を折り曲げる問題は

埼玉県は昔から大好きです。

これも類題を探して解いてみるべきです。

一見すると複雑に見えますが

(1)の相似の証明は実に基本的なので

できなければいけない問題です。

(2)の角度を求める問題は

折り曲げられた図形は元の図形と合同なので辺の長さも角の大きさもまったく同じということと

平行線の錯角が利用できれば

これまたあっさりと解けます。

全体的に

北辰独特のへんてこりんな問題はなかったので
いつもより平均点は高いかもしれません。

言い方を変えると

トップとビリとの差が大きいかもしれません。

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