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個別相談で確約をもらった人へ

13年11月19日

中学3年生は

この11月に多くの私立高校へと足を運んで

個別相談を行っていることと思います。

志望校から受験校へと

視点の変わる時期ですね。

確約をもらっても

そこで安心してはいけません。

脳は

「もうこれで大丈夫」と思った瞬間に

働きを停止する悪い癖があります。

以前にも話したことがありますが

今の成績で合格する高校を探すのではなく

今の頑張りを続けて実力を伸ばしていった結果として

試験当日の成績が見合う高校を選ぶことが

目標設定の理想です。

もちろん高校側としても

自分を高める意欲ある生徒に来てもらいたいわけですから

個別相談時の成績を超えるパフォーマンスを

試験当日に期待しています。

現段階ではむしろ

内申点や偏差値が

基準をわずかに下回るくらいのほうがいいかもしれません。

なんとしてもあと1ポイント上げるんだ!

そういう意気込みを持った受験生なら

単願・併願を問わず

県立・私立を問わず

入試までの貴重な数ヶ月を過ごせることでしょう。

北辰分析-理科‐

13年11月15日

11月第6回北辰テスト

それにしても

「天気」の単元の出題が

ずいぶんと続くものです。

そろそろネタ切れでは・・・?

大問2の問2は

笑っちゃうような問題でした。

「気温」「湿度」「気圧」の3つの観測結果をひとつにまとめたグラフから

最低気温を読み取る問題ですが

なんのひねりもない

それどころか

グラフを見る必要もない

なんのこっちゃな問題でした。

問題文中に「冬の連続した3日間」とあり

さらに「1月10日の最低気温」とあり

そして選択肢には

ア 4℃     イ 12℃     ウ 18℃

常識で考えても「ア」しか選べません。

大問3の問3の(2)

大問4の問3と問4

そして

大問5の問5は

計算が必要な問題でした。

配点は19点分になります。

難問ではありませんでしたが

計算問題は敬遠されがちなので

もしかしたら全県の平均点はちょっと下がるかもしれません。

ただ

大問4の問3の(2)以外は

きわめて基本的で

あっさりと解ける問題です。

先生や理科が得意な人に訊きながらやれば

苦手な人でもできるのではないかと思います。

できてほしいです。

本屋さんに行くと

計算問題だけがフィーチャーされている

薄っぺらい問題集も売ってます。

克服するなら今のうち

冬になってからでは遅いかもしれませんよ。

北辰分析-英語-

13年11月13日

11月第6回北辰テスト

久しぶりに満点が狙えそうなテストでした。

いつもは

「次の英文は本文の内容をまとめたものです。次の(  )にあてはまる・・・」

の設問がけっこうひどいもので

帰国子女でも解けないこともあるそうですが・・・

今回は大問4の問6がこの形式でした。

( あ )は

主節に"Kengo has played soccer"とあるので

現在完了だということにきちんと気づけば

「6歳のころから」となるように"since"が導けます。

( い )( う )の直前に

"more"があることから

"more than"として「~以上」という表現となるのも順当です。

( え )に"continue"を当てはめることができた人は

かなりの単語力がある人です。

お見事でした。

ところで

自己採点をした中3たちの話を聞くと

模範解答とはほんのちょっとだけ違うけれども

正解なのではないかと思われる問題が2つあります。

大問4の問1と問4です。

問1の模範解答例には

「ヨーロッパでサッカーをしている日本人選手たち」とありますが

「海外でサッカーをしている日本人選手たち」としても

内容的には大きく外れていません。

ただし本文中には

"In many European countries"とあるので

バツにされても文句は言えなそうです。

問4の模範解答例は"necessary for me"とありますが

"important for me"としてもまったく違和感がありません。

北辰テストの採点基準にどう書いてあるのかわかりませんので

テストが返ってきたときのお楽しみとなりそうです。

でも

その1問で偏差値が2~3違ってくるかと思うと

テストを作った北辰図書には

「人生がかかってるんだからしっかりしてくれ」

と言いたくなります。

きつい言い方をすれば

複数の解答が存在してしまうという

問題作成者側の甘さですからね。