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英検2次試験

13年07月05日

今週末は英検の2次試験があります。

受験票に貼る写真

もう撮りましたか?

忘れ物のないようにしてくださいね。

志英館では

先週から個別で対策を行っています。

今のところの手ごたえとしては

全員合格しそうですよ。

やった人にしかわからなくてとても残念ですが

英検は2次試験のほうが簡単ですよね。

面接形式の2次試験があるという理由で

敬遠されがちですが

1次試験に合格できる英語力があれば

ほんのわずかなトレーニングで

2次試験の合格点に到達できます。

尻込みせずに

上位級に挑戦してみましょう。

読書感想文 文学作品

13年07月04日

文学作品は

読書があまり好きでない人にとっては

エベレストに登るようなものです。

それでも

何十年たっても読み継がれているのには

それなりに訳があるのでしょう。

単なる物語ではなく

作者がその作品を通して訴えたいことが

強くかつ個性的で

読後にそれなりの教訓を得たりするものです。

読書感想文はやっぱり文学作品で

と思う意識の高い諸君は

そのすばらしい姿勢を貫いてほしいものです。

中学生に挑戦してほしいのは

島崎藤村の「破戒」と

谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」ですね。

かなり国語力がないと

読めないと思います。

せっかく富士山が世界遺産に登録されたのですから

太宰治の「富嶽百景」もいいかもしれません。

短編なのであっさり読めますが

正直言って

のめりこめる作品ではありません。

短編と言えば

なんといっても芥川龍之介。

「杜子春」は感想文も書きやすいのではないでしょうか。

森鴎外の

「高瀬舟」や「最後の一句」は

中学校の教科書に採用されるほど短いもので

なおかつ

ぐっと考えさせられる内容ですので

学校の先生好みでおすすめのひとつです。

読書感想文 おすすめの本

13年07月03日

実はわたくし

かつて

教育関係のNPO法人のボランティアスタッフとして

読書感想文の審査員をしたことがありまして…

そんな経験から

読書感想文に向いている本を

独断と偏見で紹介させていただきます。

単純に文章のうまさにもよるのでしょうが

感想文を読んでいて引き込まれるのは

やっぱり「戦争」にまつわる話。

小学生なら椋鳩十さんの「マヤの一生」がかなりおすすめです。

中学生向けの戦争の本で

具体的な作品の名前は思いつきませんが

戦争がらみであれば

小説でもルポでもよいかと思います。

太平洋戦争だけでなく

「アンネの日記」に代表されるヨーロッパの戦争

「母は枯葉剤を浴びた」が衝撃的なベトナム戦争など

数多くの題材があります。

いじめが

大きな社会的問題となっていることから

その分野のものもいいかもしれません。

大平光代さんの「だから、あなたも生きぬいて」は

ほんのちょっと時代遅れの感はありますが

どんどん読み進めることができて

なおかつ

あれこれと書きたいことがあふれてくる作品です。

中学2年生以上なら

地球環境について警鐘を鳴らした

ノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア元アメリカ副大統領の

「不都合な真実」もおすすめです。

いろいろと批判も飛び交った映画の書籍版ですが

一度読んでみて損はないと思います。

「不都合な真実」eco入門編なら

写真も多くページ数も少ないため

受験勉強に忙しい中学3年生でも負担にならないでしょう。

おすすめというわけではありませんが

「昆虫図鑑」の感想文を書いた小学生がいました。

図鑑で感想文とはずいぶん驚きましたが

自分の好きな昆虫について

熱く語られていて

とても印象深かったのを覚えています。

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