4回目となる今回は「明治時代の諸政策②」です。
早速見ていきましょう。
①『民撰議員設立の建白書』の提出(1874年)=「ひとの(1)は(8)な(7)し(4)を聞く=人の話を聞く」
征韓論政変によって政府を去った板垣退助は、
新たに政府の中心となった大久保利通の政治を、
専制政治(少数の人々が権力をにぎり、思い通りに政治をすること)であると批判します。
そこで、議会を開設し、国民が政治に参加できるようにすべきだと主張します。
「民撰議院設立の建白書」の提出は、日本の自由民権運動の出発点となりました。
②内閣制度ができる(1885年)=「いち(1)ばん(8)は(8)このひと(5)=一番はこの人」
日本の内閣制度はここから始まりました。
明治時代はじめの政府のしくみは、太政官制でした。
それを廃止し、内閣総理大臣をトップとした、行政組織を作りました。
初代内閣総理大臣は伊藤博文です。(一番目の首相はこの人)
③大日本帝国憲法の発布(1889年)=「いち(1)は(8)や(8)く(9)=いち早く」
1889年2月11日に発布された日本の憲法。
アジアで一番早く作られた近代憲法とされています。
この憲法では天皇が主権者で、
国民は「臣民」とされ、
議会で定める法律の範囲内で様々な権利が認められました。
いかがでしたでしょうか。
次回の年表マスターは10/26(木)を予定しています。
今までに紹介したゴロの他にも、
自分で考えてみたり、作ってみたりして、
どんどん覚えていきましょう。
◆過去の『目指せ!歴史年表マスター』◆
「近代の戦争編①」
「近代の戦争編②」
「明治時代の諸政策①」