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■シリーズ 北辰テスト勉強法 -国語-

18年08月23日

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -国語-

18北辰勉強法_国語のサムネイル

 

1.傾向

北辰テストの国語は大問5問で構成されています。
これは埼玉県公立高校入試と同じ形式です。
大問1「小説(文学的文章)の文章読解」、大問2「漢字・語句・文法」、大問3「説明文の文章読解」、大問4「古文読解」、大問5「作文」(196字以上225字以内)となっています。
配点・問題形式は公立高校入試と原則的に同じです。

 

 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み

【文学的文章と説明的文章の文章読解】
問題の形式・レベルを公立入試に合わせ、文章量がかなり多くなっています。
本文の言葉を使った記述問題が、毎年決まって4問出題されるので、問題文をしっかり読むことは高得点を導く必須条件です。
すばやく文章の内容を把握するためにも「速く」「正確」に読むことが大切になります。
「速く」「正確」に読むためには、毎日の音読と読書が必要です。

公立高校入試を意識して、「○○字以上○○字以内で書きなさい。」という記述問題も必ず出題されています。
同様の形式の問題に数多く触れておくことが重要な対策です。
単純な書き抜き問題の出題は減少傾向にあります。

【漢字・語句・文法】

漢字・語句・文法などの知識問題は、単純暗記が絶対条件です。
志英館では、夏期合宿中に知識事項の総チェックを行います。
得点するために必要なことを早い段階で暗記して、くりかえし確認することが重要です。

漢字の読み書きは漢検3級~準2級相当の問題が出題されているため、漢字検定向けの学習も北辰テスト対策となります。
中3にとっては10月の検定が最後のチャンスとなります。
漢字検定の学習も同時に行うとよいでしょう。
漢字が苦手な人は、志英館でのテストや各種過去問題などを解いて間違った問題をノートや単語カードにまとめ、何回も復習しましょう。

 

 

3.高得点の秘訣

問題を解答する順番に気をつける!
配点の高い問題から順番に何度も本番の試験を想定して練習しておきましょう。
50分で解くには時間配分に気をつけて下さい。

知識事項問題を落とさない!
漢字・語句・文法および作文の配点を合計すると38点あります。
知識問題と作文を落とさないことで40点近くの得点が見込めます。
知識問題については日々の反復練習が必要です。
また、作文は基本的なパターンが自分の中で作れれば確実に得点につながります。
テーマによって書けなくなるということがないように、過去問題などを利用していろいろなパターンの作文を解くように心がけましょう。
作文は14行以上書くことを頭において、そこも注意して練習しよう!

「文章を読む」+「時事問題に触れる」
文章読解、特に説明文の読解問題で今後狙われる内容として、ニュースで取り上げられるような時事的な内容が全国的な出題傾向です。
「環境問題」や「AI(人工知能)の問題」、「働き方改革」からの労働問題など最新のテーマの問題に向き合わなければなりません。

このような問題で「点数が取れる人」になるためには、何事に対してもアンテナを張って、時事問題を「知ろう」とする普段からの心構えが必要です。
より多くの知識を身に付けて、入試を乗り切りましょう!

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -数学-

18年08月22日

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -数学-

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1.傾向

H.29年9月の大問内容と配点とこれまでの過去の北辰9月の出題とを比較すると、H.25年度に大問が7問から4問へ変更されています。
H.28年とH.29年は、小問数は同じになっています。

 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み

過去のデータからどんな出題がでるかある程度は予想できます。
出題される内容がはっきりしている単元、すなわち計算問題・比例,反比例・平方根・多項式・一次関数・合同・平面図形・角・一次方程式の文章題等はよく学習しておきましょう。
今年も必ず狙われるところです。

大問1の計算問題は何度も見直しをして下さい。
一次方程式の文章題は教科書の例題レベルなのでしっかり取れるようにしましょう。
一次関数は必ず大問で出ますのでしっかりおさえておく必要があります。

志英館では、すべての分野を講習会で扱い、さらに計算問題は北辰テスト20回分を夏期合宿の宿題として出題し、何度もテストをくりかえし20回すべてで満点が取れるまでトレーニングします。
北辰頻出の計算問題・文字と式・文章題・平方根・関数(比例と反比例)・一次関数・確率・資料の整理は夏期合宿で完璧にできるようにします。

作図問題はH.26年より毎回出題されます。
出題パターンが決まっているので、夏期講習会、合宿で徹底的に鍛えます。
コンパスと定規は必ず持参してください。
また、H.29年の9月の北辰を分析すると、中3生の内容は17点しか出題されていません。

 

 

3.H.26年9月からの変更点

変更点① 試験時間の変更
従来の試験時間 45分 → 新しい試験時間 50分 (公立入試と同じ)

変更点② 証明・作図・説明する問題が毎回出題
証明は選択式問題から記述式問題に

 

 

4.高得点の秘訣

やさしい問題でミスをしない!
高得点を取るためには、平易な問題でミスをしないことです。
基本問題だけでも60点は取れます。
予習をして授業を聞くだけでなく、間違ったところをしっかり復習すること。
これが高得点の秘訣です。
数学が得意な人は難しい問題にも慣れておくとよいでしょう。

H.29年の北辰を分析すると、中3生の内容は、9月が17点、10月は12点しか出題されていません。
それもかなり基本的な問題です。
得点の差がつくのは中2生の内容です。
ぜひ中2生から合宿に参加してください。

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -英語-

18年08月21日

■シリーズ 北辰テスト勉強法 -英語-

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1.傾向

来年度入試より、1校増の県内21校で英語の「学校選択問題」が実施されます。
それに伴い、北辰テスト第4回目以降の英語の大問4の長文読解の一部に「学校選択問題」レベルの問題を導入すると予想されます。
また1月の北辰テストには、「学力検査問題用」と「学校選択問題用」の2種類の試験の実施が決まりました。

■リスニング

前半英検4級程度、後半英検3級程度の問題です。

■英文の完成、会話文と長文の読解

本文中の空欄に名詞,動詞,形容詞,前置詞、接続詞をあてはめる問題や指示語の内容を問う問題、そして並べ替えと本文の内容を問う問題が必ず出題されます。

■会話文、長文

本文の内容を問う記述問題が、会話文読解で6問中3問、長文読解では7問中4問が読解問題です。
特に長文の読解では問題の難易度が上がると予想されます。
第3回(7月)以降必ず出題される文法は「助動詞,比較,不定詞,動名詞,接続詞, 現在完了,受動態,5文型」です。
普段から文法を使って身の回りの事を書く練習をしておきましょう。

■英作文

第1回~第3回が指示に従って書く、第4回~第8回は質問に対して条件に従い5文の英文で書きます。
出題タイトルは「好きなもの・こと、将来の夢、ボランティア活動について、思い出について、休日の予定、行きたい(住みたい)場所(外国)、友人紹介、自己紹介等」です。
学校教科書の巻末資料である「Basic Dialog」のまとめ(短文)を覚えておくと良いでしょう。

 

2.学習の取り組み方

普段から単語は声に出して書いて覚えましょう。
長文、会話文は毎日1題ずつ音読を心がけましょう。
北辰テストの英語は昨年度より全体的に記述問題が増え、難易度も上がっています。
見直しを必ず行いケアレスミスをしないことが大切です。

志英館では、夏期講習会で中学校3年間で習った文法・構文の総チェックを行い、合宿ではその最終チェックと、長文・会話文読解を行います。
長文・会話文が早く正確に読めないと、北辰テストでも入試でも得点は上がりません。
英文の完成・会話文と長文の読解の中で英単語を書く問題が必ず4問出題されます。
特に名詞が多く、「季節、月、曜日」は必ず出題されます。
よって、夏期講習会と合宿では、600語以上の英単語を身につけ、9月以降の北辰テストで高得点を狙います。

 

3.解答のアドバイス

会話文と長文の読解が全体の50%を占めます。
必ず毎日1題ずつ音読を心がけてください。
問題を解く上では設問の前後関係の文が解答を導き出すヒントになっていますが、段落ごとに内容をまとめることで、本文の内容が理解でき、ケアレスミスを防ぎ、満点答案を作れます。
特に、長文読解では代名詞(HeSheItThey, Them)が「誰」「何」をさしているかを考えて読むようにしましょう。
文を読む上で最も大切なことは登場人物,場所,時,話題などのイマジネーションを鍛えることなので普段から心がけて、長文・会話文を速く、正確に読み(速読読解)、内容を理解する訓練をくり返し実践してください。

 

4.高得点の秘訣

本文を読む前に設問に目を通す!

高得点を取る秘訣は、過去問題を5年分、満点を取るまで何回も解くこと、そして[わかる・できる]問題を必ず見直すことです。
会話文、長文を読む前に必ず設問に目を通すことは英語試験における鉄則です。
特に問5~問7の「次の文が本文の内容に合っているか」「どこに入るか」「会話の内容に関する質問」など、本文の内容を問う設問をチェックした上で段落ごとに読んでいくと英文を理解しやすくなります。

10分間の余裕を持つための方策!

設問の順ではなく、得意なジャンルから順に解いていきましょう。
必ず過去問題を解き、50分という試験時間の時間配分をチェックする必要があります。
日頃から長文や会話文を読む(速読読解)訓練をすれば40分以内に全問題を解き終えることができ、残り10分間は余裕を持って見直す(チェック)時間が増えます。

 

毎日10分間、英文を音読すること。そして10分間リスニングを聞くことを必ず実施して下さい。

 

 

 

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