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北辰分析-数学‐ つづき

13年11月07日

11月第6回北辰テスト

今日も北辰数学にまずイチャモンを!

大問1の(10)は

なかなか目のつけどころのおもしろい問題でした。

ですが

解説がナンセンス。

正五角形のひとつの内角を求めるために

まず内角の和を求めるとは・・・

いちばんやっちゃぁいけない解き方ですよ。

「正●角形のひとつの内角を求める」という問題は

あちこちの問題集でも見かけます。

その際は

必ずひとつの外角の大きさを求めましょう。

正●角形に限らず

角度を求める問題は

外角を利用するのがセオリーです。

受験生のみなさん

外角が上手に利用できるようになったら一人前です。

もうひとつイチャモンを!

大問1の(11)の①

立体の体積をもとに辺の長さを求めるという

1次方程式の応用問題です。

例によって

方程式の一部が空欄になっていて

そこに数式をあてはめる問題です。

式の前半にある(x+2x)というのが

(上底+下底)であることに気づけば

底面である台形の面積を求める公式だとわかり

( ア )には高さにあたる部分の数式を書けばよいことがわかるかもしれません。

x+2xをあえて3xにしないことに

ちゃんと意味があるわけですよ。

もちろん方程式の先頭の2分の1は

台形の面積の「÷2」の部分です。

さあ、これで底面積の部分はできました。

お次は

四角中の高さである10cm・・・

・・・???

おや???

10cmの居場所がない・・・

体積の720の居場所もない・・・

機転の利くエースなら

模範解答にあるように( イ )を72にすればいいとわかるでしょうが

それって

「方程式をつくりました」と言っていいの?

問題文中に「体積は720立法センチメートルです」と書いてあるのですから

方程式中にも720を使わせてくださいよ。

右辺は720にすべきでしょうが!

右辺が( イ )ではなく

「72」と書いてあれば正解を導くことができた生徒も

きっと多くいると思います。

きちんと(上底+下底)にあたる(x+2x)は残しておきながら

「×高さ」をあらかじめ逆算しておくなんて

この1問で

いや、立式ができれば次の②もできるので

合わせて2問で

7点という配点。

偏差値にして3~4の違いが出てきます。

中3のこの大事な時期に

わずか1の偏差値が受験校決定につながる大事な時期に

こういう設問は勘弁してほしいです。

北辰分析-数学-

13年11月06日

11月第6回北辰テスト

また、全県の平均点が下がるかもしれません。

先日報道にもあった埼玉県公立入試のように

正答率が1%を下回る問題がありそうです。

特に最後の問題。

大問4の(2)の②の問題。

平面図形中のある線分の長さを求める問題は

例によって

あまりにも強引な問題でした。

1問解くのに補助線は1本というのが

数学のエチケットですが

模範解答を見ると

3本もの補助線。

そのうえ

直前の①とはまったく何も連動していない。

北辰のこのセンス

理解に苦しみます。

そして

同じく大問2の(4)

無理数の近似値を求める問題も

センスがなさすぎ。

また

けっして難しくはありませんが

大問2の(5)

面積の比を式で説明する問題も正答率は低いでしょう。

文句ばかり言ってもしょうがないので

ちょっとはプラスなことも・・・

1ページの(1)~(8)は

全部正解にしたいところです。

大問1の(9)は

出題のしかたが遠回しなだけで

やることは小4レベル。

大問2の(1)は

タテヨコ6マスずつの表を書けば

あとは数えるだけ。

(2)は

中1の教科書に

まったく同じものがそのまま載ってます。

ここまでできれば52点。

どんなに数学が苦手でも

まじめに勉強している受験生なら

できてほしい10問でした。

長くなったので

つづきは明日。

ちょっと抜け殻

13年10月16日

プロ野球

CSファーストステージでライオンズが負けてしまって

そのうえ渡辺監督が辞任してしまって

楽しみがスコーンとなくなってしまいました。