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【連載】北辰テストの勉強法 ー理科ー

17年07月30日

17北辰勉強法_理科のサムネイル

7/1に行われた「進学指導説明会」で
北辰テストの勉強法についてお話ししました。

その内容をダイジェストでお伝えします。

最終回は【理科】の北辰勉強法です。

 

 

理科

1.傾向
3年前9月以降から、埼玉県公立入試をかなり意識した問題に大幅に変更された。

【試験時間】
30分から40分になった。

【出題範囲】
全範囲を網羅するため、その年度にすでに出題されていた分野はその後のテストには出題されなかったが、その縛りはなくなった(同じ分野の問題が複数回出題される可能性がある)。
※重要単元・重要語句・重要テーマは出題されやすくなった。

 

【出題形式】

①記号問題が半数、残りの4割が単語を聞く問題、1割が記述問題[文・図・グラフ]だったのが、記号・単語・記述の割合がおよそ3分の1ずつになった。(記号問題が減り、記述問題が大幅に増える)
*2点問題が3問、3点問題が26問、4点問題が4問の計100点満点 (回により若干の変動あり)

大問1が小問(8問:各分野から2問ずつ)、大問2~5が各分野から1問ずつ。

 

 

 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み

今年度の出題範囲は以下の表です。(昨年度と出題範囲はすべて同じ)

※10~12月も1・2年全範囲を含む

 

出題範囲から読み取れることは、以下の2つです。

① 中3内容は出題されてもごくわずか。(中1・中2の内容からの出題割合が高い)

② 中3内容の「化学変化とイオン」「エネルギー」「仕事」「天体」「自然と人間」は12月までの北辰には出題されない。

 

今年の試験範囲は昨年と同じです(中1・中2の内容がほとんど)。理科の場合は、「北辰のかこもん」を受検する回のものだけを勉強してもあまり対策にはなりません。まんべんなく出題範囲内のものを選んで演習し、間違えてしまった問題の復習をしっかりして、解けるようにしておくと良いでしょう。

同じ問題集を何度も繰り返し解くことや、教科書を何度も読み返し、内容を覚えることによって高得点が期待できます。暗記科目である理科と社会は反復学習が特に重要となるので、苦手意識を持っている人は特に早い段階から反復学習を始めましょう。また、県公立入試にも出題される記述問題の対策(理由説明・作図・グラフ)も必要となってきます。

 

志英館では、夏休みが終わるまでに単元別の小テストを合格するまで行い、中1~中2までの単語や実験器具の操作などを覚えます。そして、「北辰テストのかこもん」などを用いて北辰レベルの問題にも対応できるように演習特訓をしていきます。それらの演習特訓も、間違えた問題はそのままにしないよう、自主的にノートをまとめたりすると良いでしょう。

 

 

3.解答のアドバイス

まずは、覚えることで点が取れる生物分野・地学分野の問題の取りこぼしがないように気をつけることが大切です。特に暗記分野は何度もやり直してください。また、難問の計算問題はあとまわしにするのも手だと思います。全問できる必要はないので、40分の試験時間で自分なりに最高の結果が出せるよう、戦略を練りましょう。(例 30分で解答、10分で見直しなど)

 

 

4.高得点の秘訣

理科で高得点をとるには、簡単な(自分の力でできる)問題でケアレスミスをしないこと、そして記述問題を面倒くさがり、白紙で出さないこと。部分点がもらえます。空欄をなくす努力をしましょう。

 

 

 

 

 

【連載】北辰テストの勉強法 ー社会ー

17年07月23日

17北辰勉強法_社会のサムネイル

7/1に行われた「進学指導説明会」で
北辰テストの勉強法についてお話ししました。

その内容をダイジェストでお伝えします。

第4回目は【社会】の北辰勉強法です。

 

 

社会

1.傾向

まずは過去2年分の出題内容を確認しましょう。ここからある程度出題内容を予想できます。

 

※分野別傾向の分析と対策

地理的分野
「グラフ読み取り」問題が毎回出題されている。内容は貿易額、農業の生産量、工業出荷額など。グラフは丁寧に読めば確実に取れる。また、大陸名や気候の名称・特徴を答える問題も頻出雨温図や気候を生かした生活などをおさらいしておくと良い。

 

歴史的分野
古墳~昭和時代が多い。大問3では江戸までの出来事や社会の様子について。文化と資料の組み合わせを選ぶ問題がある。大問4では江戸以降の日本の変化や外交など。特に大問3は中学2年生までの内容のため、復習する必要がある。平安~室町の人々の暮らしや社会の様子、武士と貴族の関係など苦手な人も多い。ぜひノートまとめをしよう。

 

公民的分野
10月以降の出題。そこまでひねった問題はなく、取り組みやすいものが多い。日本国憲法(天皇、国民の義務、基本原理…)や人権、立法・司法・行政の関係などを整理しておくと良い。

 


 

2.学習の取り組み方と志英館の取り組み

公民分野を得点源にする…地理・歴史に比べ覚える内容が少ない=授業内での理解を目指し、苦手にしない

 

1つ1つバラバラに覚えるのではなく、関連のあるものはまとめて覚える

例(地理)-お茶の生産…日本:静岡県(牧ノ原台地)・鹿児島県(シラス台地) 世界:スリランカ

例(歴史)-戦争をまとめて覚える。

日清戦争(1894年) → 日露戦争(1904年) → 第一次世界大戦(1914年) ・・・10年ごと

日中戦争(1937年) → 第二次世界大戦(1939年) → 太平洋戦争(1941年)・・・2年ごと

 

年号と出来事を一緒に覚える…年表問題・古い出来事順に並べる問題などの増加

 

間違った問題の解き直…間違った問題を放置せず解き直すことで類似問題にも対応できる

 

ノートまとめ…時間のある時にまとめておくと理解しやすい(定期試験・北辰・入試にも対応できる)

 

◎志英館では、北辰テストの対策授業を行っています。過去問などを使った演習特訓(解説+αを含む)をし、本番で点数が取れるようにします。北辰テストは申し込むだけでは高得点は取れないので、必ず対策授業に参加しましょう。

 

 

3.高得点の秘訣

公立高校入試や北辰テストでは応用問題が多くなり、難易度が上がってきました。基礎的な人名・地名・年号を覚えないと記述問題だけでなく選択問題も解けません。また、成績が上がらない人は、あれこれ手を出す人かまったく反復練習をしない人です。社会が苦手だと思う人は、まずは夏期講習会の問題集や北辰対策授業で習った内容の反復練習を何度も何度もやって頭に覚えさせてください出来ない問題を1つ1つ減らしていくことで得点力は必ずUPします。次に、友だちや家族など周りの人と問題を出し合ってみましょう問題と答えを声に出して読むことで、記憶に残りやすくなります。自分が納得いくまでやりこみましょう。

 

 

4.問題の配点(H.28 .12) ※各回配点が異なります

大問1:世界地理…14点

大問2:日本地理…17点

大問3:歴史(中近世)…19点

大問4:歴史(近現代)…17点

大問5:公民…22点

大問6:地歴公混合問題…11点                 計100点

 

 

【連載】北辰テストの勉強法 ー英語ー

17年07月16日

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7/1に行われた「進学指導説明会」で
北辰テストの勉強法についてお話ししました。

その内容をダイジェストでお伝えします。

第3回目は【英語】の北辰勉強法です。

 

 

英語

1.傾向

本年度入試より、県内20校で英語の「学校選択問題」が実施されました。

それに伴い、北辰テスト第5回目以降の英語の大問4の長文読解の一部に「学校選択問題」レベルの問題を導入すると予想されます。(配点は1問3点~4点で100点満点です。)

必ず出題される単元はリスニング・短い英文の完成・会話文読解・長文読解・英作文の5単元です。

 

  • リスニング問題は前半英検4級程度、後半英検3級程度の問題です。

 

  • 英文の完成、会話文と長文の読解は本文中の空欄に[名詞,動詞,形容詞,前置詞、接続詞]をあてはめる問題や指示語の内容を問う問題、そして並べ替えと本文の内容を問う問題が必ず出題されます。

 

  • 会話文、長文とも本文の内容を問う記述問題が、会話文読解で6問中3問、長文読解では7問中4問出題されます。特に長文の読解では問題の難易度が上がると予想されます。

 

  • 第4回(9月)以降必ず出題される文法は「助動詞,比較,不定詞,動名詞,接続詞, 現在完了,受動態,5文型」です。普段から文法を使って身の回りの事を書く練習をしておきましょう。

 

  • 英作文では第1回~第3回が指示に従って書くタイプの問題で、第4回~第8回は質問に対して条件に従い5文の英文で書きます

※出題テーマは「好きなもの・こと、将来の夢、ボランティア活動について、思い出について、休日の予定、行きたい(住みたい)場所(外国)、友人紹介、自己紹介」です。学校教科書の巻末資料である「Basic Dialog」のまとめ(短文)を覚えておくと良いでしょう。

 

 

2.学習の取り組み方

普段から単語は声に出して書いて覚えましょう。長文、会話文は毎日1題ずつ音読を心がけましょう。北辰テストの英語は昨年度より全体的に記述問題が増え、難易度も上がります。見直しを必ず行いケアレスミスをしないことが大切です

 

 志英館では、夏期講習会で中学校3年間で習った文法・構文の総チェックを行い、合宿ではその最終チェックとして長文・会話文読解、そして英作文を行います(長文・会話文が早く正確に読めないと北辰テストも入試問題も得点力が上がりません)。毎回、英単語を書かせる問題が英文の完成・会話文と長文の読解の中で4問出題されます。特に名詞が多く、「季節、月、曜日」は必ず出題されます。よって、夏期講習会と勉強合宿では毎年、英単語600語以上を覚え、9月以降の北辰テストで高得点をとるようにします。

 


3.解答のアドバイス

会話文と長文の読解で全体の50%を占めます。必ず毎日1題ずつ音読を心がけてください。問題を解く上では設問の前後関係の文が解答を導き出すヒントになっていますが、段落ごとに内容をまとめることで、本文の内容が理解でき、ケアレスミスを防ぎ、満点答案を作れます。特に、長文読解では代名詞(He,She,It,They, them)などは誰が、または何をさしているかを考えて読むようにしましょう。文を読む上で最も大切なことは登場人物,場所,時,話題などのイマジネーションを鍛えることなので普段から心がけて、長文・会話文を速く、正確に読み(速読読解)、内容を理解する訓練をくり返し実践してください。

 

 

4.高得点の秘訣

高得点を取る秘訣は、全教科に共通することですが、5年分の過去問題を満点を取るまで何回も解くこと。そして[わかる・できる] 問題を必ず見直すことです。特に英語では会話文と長文を読む前に必ず設問に目を通すことです。特に最後の問5~問7の「次の文が本文の内容に合っているか、またどこに入るか、そして会話の内容に関する質問等」内容を問う設問をチェックした上で、段落ごとに本文を読んでいくと理解しやすくなります。問題を解く順番も前から順ではなく得意な単元から解いていきましょう。

 

必ず過去問題を解き、50分の時間配分をチェックしましょう。日頃から長文や会話文を読む(速読読解)訓練をすれば40分以内に全問題を解き終えることができ、残り10分間は余裕を持って見直す(チェック)時間が増えます。

 

 ◎ポイント:毎日10分間、英文を音読すること。

そして10分間リスニングを聞くことを必ず実施して下さい。