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北辰分析-数学-

13年10月10日

例によって

北辰独特のあまりにも強引な問題がありました。

大問4(1)②や

最後の証明問題などは

偏差値70以上を狙う人以外は

手を付けないほうがいいでしょう。

むしろ

計算問題などの間違いを発見することに時間をかけるほうが身のためです。

大問1の(6)までは

1問も落とせません。

どんなに数学が苦手な人でも

ここまでできれば30点。

これ以下の点数は

勘弁してほしいです。

大問1の(8)

数量をxの式で表す設問は

けっして難問ではありませんが

正答率は低そうです。

かのアイザック・ニュートンが

「数学は翻訳能力である」という言葉を残していますが

まさしくその通りです。

日本語で書かれた内容を

スーガク語に翻訳する力ということです。

国語力が必要なんですね。

国語力がある人にとっては

大問1の(8)は何でもない問題に見えることでしょう。

大問2の(2)は

平行線と角の問題と正三角形を組み合わせた

なかなかおもしろい問題でした。

多くの人が正解にたどり着いたと思いますが

かなり遠回りをしたのではないでしょうか。

どう解いても

最終的に正解にたどり着いてくれればそれでいいのですが

角度の問題は

プロの解き方に少しでも近づいてもらいたいです。

ブログでは解説しづらいので

プロの解法を知りたい人は

志英館が誇るあの数学の先生に直接尋ねてください。

北辰分析-社会- つづき

13年10月09日

大問4・5は歴史分野の出題でした。

大問4の問4は

全国の入試問題や模擬試験などでおなじみの

できごとを年代の古い順に並べ替える問題です。

歴史の教科書を開くと

できごとのつながりがきちんと書いてあります。

天保の飢饉が起こって

 ↓

餓死者が出て

 ↓

百姓一揆や打ちこわしが起こって

 ↓

奉行所の役人だった大塩平八郎もそのリーダーのひとりで

 ↓

政治と経済の立て直しを幕府は迫られて

 ↓

水野忠邦が改革を行った

その改革の内容のひとつが

外国船打払令の緩和。

歴史は暗記科目かもしれないけれど

暗記だけに頼ってはいけないといういい例です。

まるで小説を読むかのように

歴史の教科書を読んで

その物語性を理解することがとても大事なのです。

歴史が苦手な人は

一問一答形式の問題集もお手軽でいいですが

そのまえにまず

教科書を読みましょう。

北辰分析-社会-

13年10月08日

地理・歴史・公民とも

基本に忠実な設問が目立ちました。

大問1の世界地理では

国土面積世界最大のロシア連邦

国際河川であるライン川

イタリアの首都で市内にバチカン市国があるローマ

などなど

サービス問題ともいえる設問がありました。

大問2の日本地理は

知識ではなく

常識を問う問題だったといっても言い過ぎではないでしょう。

大問3地形図の読み取り問題も

お手本のような設問です。

しかし

計算アレルギーの人にとっては

問1にある「実際の距離を求める問題」は

天敵なのではないでしょうか。

メートルとセンチメートルの単位変換ができないとか

そもそも計算方法がわからないとか

不正解要素はたくさんあります。

そんな人におススメの解決法を伝授!!

テストに使われる地形図の縮尺は

2万5000分の1か5万分の1かどちらかしかありません。

今回は(というかほとんどの設問は)2万5000分の1です。

分母の数字

2万5000・・・

ゼロを2つ消しましょう。

(100cm=1mなのでゼロを2つ消します)

すると250ですね。

この250とは

地図の1cmが実際の距離の250mである

ということを表しています。

1cm=250m

これさえわかれば楽勝!!

地図上で2cmなら実際の距離は500m

5cmなら250×5で1250mとなります。

今回は15mmつまり1.5cmという出題でしたので

250×1.5=375mでした。

長くなったので

つづきは明日・・・

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